最近はピー君の学校の話を聞くのが
楽しみになっているのですが、
会話の中でよく登場するのが
「陰キャ」です。
陰キャとは、「影がある」「暗い」
「目立たない」とか連想してしまいますが、
自分で自分のことを陰キャと呼ぶ場合は、
どちらかというとカウンターカルチャーに近い、
アンチ的な意味で使うことが多いみたいです。
つまり陰キャの逆の
明るくて目立ちがり屋の「陽キャ」とは
一線を画する態度をとる人を
肯定的な意味で呼んでいるみたいです。
で、ピー君は陰キャなのですが、
話を聞いていると、陽キャはごく一部だけど
陽キャによって嫌な思いをする
ということを教えてくれます。
サブカル、カウンターカルチャー、アンチ
大好きな僕は、見事にDNAを引き継いでくれて
いるなと感じながら、その話を聞くのが
楽しみになっています。
ただ、自分を陰キャとしてまう要因に
当然性格もあるのだけれど、
スマホを持っているか持っていないかという
物理的な要因もあるようで、
そこはちょっとかわいそうだな
と思う部分もあります。
今や都内の中学生の90%以上の子が
スマホを持っていますし、
スマホを持たせないことの理由が
テレワークを断固として導入しない
職場に似たような印象しかないくらい
スマホは身近なツールになりました。
それを持っていないというのは
ある種ハンディキャップみたいなもので、
そこから感じるものもあるだろうけれど、
そんなところでハンディキャップを
感じさせなくても、学校では
様々なハンディキャップに気づく機会は
たくさんあります。
いっそのことこれも義務化しても
いいレベルだと思うけれど。
と、陰キャを代表して僕は
早くそういった昭和生まれの誤解が
溶けてなくなることを願っています。
陰キャってこういうときに
表立って行動しないところがいいよね。
これに共感してくれる人は
あなたも陰キャだ。
今日も来てくれてありがとうございます。陽キャにも陰キャにも属さない、という人がたくさんいるけれど、自分をどちらかにカテゴライズすると、それはそれで毎日が違う見え方になると思います。多様性の時代こそ態度経済。陰キャ万歳。ピー君、また面白い話聞かせてください。
20/11/29