頑張る と 交渉

解決方法で「頑張る」が登場すると
けっこう怖いです。

納期が迫ったり、ゴールが近ければ
当然、頑張るんですけど、
それは自動的に発動するので、
頑張ってる人に頑張ろうっていうのは
あまり意味がないと思います。

戦後の日本が築いた
「根性論」みたいな世界には
人間の数が必要でしたが、
今は働く人が少ないうえに、
働き方改革とかいって、
働く時間もありません。

この状況で頑張る人に頑張れというのは
ミスが起こりやすくなるので、
頑張る以外の方法を考えなきゃだと思います。

たとえば、コピペという作業があります。
言葉の響きはすごく簡単なイメージがありますが、
これが数あるとコピペはめちゃくちゃ大変です。
そして人の手でやるので
コピペミスというリスクがあります。
そのリスクをカバーするために
全部チェックする必要があります。

人手も時間も少なくなったのに
やることが倍になって頑張るのは
あまりいい結果が出なそうです。

こういうときにプログラミングの
一括処理、インポートなどを使えば
劇的に工数は改善されます。

このような「頑張る」以外の
ポジティブなオルタナティブは
ググるとけっこう出てきます。

それでも解決できないケースもたくさんあります。
そんなときは、交渉して
納期を伸ばす、もしくはやることの線を引く
ということをして
「頑張る」で解決しないように
する必要があると思います。

30代のころは「頑張る」といって、
自分にムチを打てたけど、
40代になると自分ひとりのできることの
限界を感じるので、
いかにまわりと一緒に解決する方法を
考えるかが大切なことに気づくので
「交渉」ってすごく大切だなと
感じる日々です。

グーグルと交渉(検索)して
まわりとも交渉(相談)して
クライアントに交渉(謝罪)する。

頑張る以外の選択肢で
40代を乗り越えていきたいです。

今日も来てくれてありがとうございます。こんな考え方になれたのは老いるショックのおかげかもな。老いるっておもしろいな。

22/02/11