阪神大震災から17年。
急に思い出しかのようなメディアのとりあげように、
また、どこか知らん振りをきめていた自分にも
嫌気を感じていたのですが、
つけっぱなしのTVからちょっと気になる言葉が出てきました。
番組のスタッフが阪神大震災直後に現地に取材にいって以来、
現地のおばちゃんとコンタクトし続けた17年にわたるお話。
仮に一年に一度のコンタクトだったとしても
17回もの心のやりとりがそこにあったということ。
東日本大震災でも現地の人の心を傷つけてしまっていると
どこかのメディアでたたかれていましたが、
これは数を重ねることで意味を持つことなのだと感じました。
そしてそれを絆ではなくて、
「おたがいさま」
という言葉で表現していました。
現地の人の気持ち
取材側の気持ち
そしてその現地のおばあちゃんをとりまくふるさとの近所の人たちの間にもあった
「おたがいさま」という気持ち。
そのおばあちゃんは今年亡くなったのですが、
最期を看取ったみとったのはご近所のおばちゃんでした。
お金でない、ものでない、
わたしたちは気持ちがあった。
とおっしゃっていたんですね。
「おたがいさま」
「ともに生きる」でひとつ参考になる、大切な考え方だなぁと思いました。
僕も、新潟、特に松代の儀明という村と交流するイベントを続けていたのですが、
ここ数年足を運べていない。。
年賀状でなんとか連絡をとっていたのですが、
今年久しぶりに行きたいなーって思いました。
儀明のおばあちゃん、僕が描いたふくろうの絵を
大事にとっていてくれてたんです。
歌が上手で歌が大好きなおばあちゃん。
また、会いたいなー。
この夏、会いに行こう。
(続きます)
12/01/18