あきらめる

糸井重里オトンの本
小さい言葉シリーズの最新刊が
出るそうです。

ほぼ日の「今日のダーリン」でつぶやいた
糸井語録が詰まった本なのですが、
僕の好きなスタッフの永田さんという方が
お気に入りの言葉を
ツイッターで紹介してくれていたので、
拝借して文字おこしさせていただきます。

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「とても大事だし、絶対やらなきゃいけない仕事」を
何度も何度もけっこう何度も、やってきている。
どうしてできたのでしょうか?
机のまわりを片付けたから?
入浴したり、昼寝したり別の仕事を済ませたりしたから?
ぜんぶちがいます。
実は答えはあるのです。
簡単です、「あきらめたから」です。
やらなきゃいけないことはやるしかないとあきらめる。
あきらめることこそが、「ファイト!」なんです。

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この言葉は僕もリアルタイムでみて
印象に残った言葉でした。

あう、あわない、
という視点で片付けられてしまう
お仕事が増えているなーと感じる昨今、
管理職っぽいことをやっていると
本当によくそれを思います。

「ファイト!が足りないんじゃないか」
という言い方は昭和っぽいので、
令和は「何をあきらめられないの?」
という言い方がいいのかもしれません。

「あきらめたら試合終了だよ」
そこまであきらめないあなたが
掴みたいものって何?

目の前で苦しんでいる人のために
あきらめてみない?

それが多様性の社会の中での
新しい価値観なのかもしれない、
そんなふうにこの言葉から感じました。

家族のために、
会社のために、
目の前の仕事のために、
あきらめてみませんか。

今日も来てくれてありがとうございます。僕はわりと毎日、あきらめて寝ます。

23/01/29