中越地震のときにボランティアとして参加した際に
地元の友人に
「中の人たちが騒いでくれないと」と
偉そうにおせっかいを垂れたことがあります。
外からのディレクションよりも
当事者の意思が大切と
若造ながら思っての発言だったのだと思います。
環境を変えたいなら、
よくしたいと思うのなら、
問題に直面した当事者がわめく。
とりあえず声をあげることが大切だと、
今の仕事をしながらも実感します。
つまり言い方は悪いですが
面倒くさい人は世の中の救世主だと
最近思うのです。
そんな思考回路を持ちながら
毎日を過ごすといろいろと想うことはあります。
先日嫁ハンの実家の近くの
温泉にいったときにこんなことがありました。
いい湯を味わったあとに
休憩所に向かうと
休憩所が老人ホームみたいになってました。
お風呂に入ったんだか
寝に来ただけなのか
ジジババがそこらじゅうに寝そべっていたのです。
嫁ハンとタマちゃんが
あがる前に場所を確保したいと思ったので
館内を歩き回ったのですが
年始ということもあってどこも満席状態。
似たような小さい子供連れのお父さんが
ウロウロしている姿を見て
たまらず受付のお姉さんに
「休憩所がつかえません、風呂上りに休める場所はありませんか?」
と、ちょっと強めの口調で伝えました。
当然困った顔をされて
僕もまぁいいや的な顔で休憩所へ戻って
空き待ちをしました。
ちくりマンの誕生です。
ちくりマンはこんな顔をしています。
結局席が空いて座れたのですが
今度は僕たちに向けられている熱い視線を感じるのでした。
次ぎに訪れた際に状況が少し変わってるといいなぁ。
(おせっかいは続きます)
14/01/09