~ボランティア~

 

にゃー。

僕は2回だけ、ボランティアに参加したことがあります。
1回目は新潟の三条でおきた7.13水害のとき、
2回目は同じ年におきた新潟県中越地震のときに
地元の十日町へいきました。

若かったから?
大きい小さいではないけど、
昨年、自転車通勤中に
倒れていたおじいさんを助けたこともある。

どうやら僕にはボランティア精神、
助けたいという心は今もあるようです。

ただ、前記した2回のボランティアは
「参加した」という形でオペレーションだったわけです。

だって若かったですから、
的確な指示、
間違ってるかもしれないけれど
的確だといえる指示を
出せるはずもありません。

今はどうでしょう。
30歳中盤にもなれば企業であれば管理職でしょうか。
随分と経験値も増えてきました。
会社でのことや、家のこと、
それぞれの立場の気持ちをくみとることもでき、
目的に向かってフローを形成することもできます。

ただ、間違うかもしれません。

それが間違いだったかどうか、
その冷静なジャッジをできるのは
さらに歳をとることで可能になります。

僕らが定年を迎える頃、
どんな世の中になっているんでしょうね?
どれだけのアーカイブが自分の中に蓄積されているんでしょうね?
金銭的なサポートでなくても、考え方や体験談を
伝えることはできるはず。
そう考えるとじつに楽しみです。

何を若者たちに教えてやろうか。

逆に何を教えてもらおうか。

へっへっへ。

言えちゃうんだよ、
君が求めてる答えを。
僕なりのだけどね。

っと妄想を走らせていたら
「ボランティアは老後に形になるかも」
ということに気がついた。

それまではすべてがかけがえのない体験になるわけです。
成功も失敗も。

というわけで、
定年後の第二の人生の楽しみ方をテーマにした
TV番組に見入ってしまった僕は
自分たちの親の世代の大人たちに
おせっかいを言いたい。

ボランティアは老後にすると楽しいと思うよ~。

にゃー。

(おせっかいは続きます)

14/07/29