夜の善福寺公園を通過中
蝉の鳴き声が急に止んだんです。
次の瞬間
ガシャガシャンって。
一瞬時間がとまったようになって
僕はうずくまってました。
「痛ってー」
よりも先に
「大丈夫ですか?」って
見知らぬお兄さんが声をかけてくれました。
前方不注意で気付いたときには
ガードレールにぶつかっていて、、
なので恥ずかしくて「痛い」がいえませんでした。
声をかけてくれたお兄さんに
「ありがとうございます、ありがとうございます、」って
何度も言いながら
流血している足を引きずって
その場を離れました。
公園のベンチに座ってみるとけっこうな流血。
ガードレールで切ったのか、
止まらない血を見て、
血を見ると貧血になる僕は
クラクラっときました。
それでも、今日はどうしても会いたい人が待っている。
そう思って目的地へ向かいます。
今日は友人のサヨナラ会。
現地で水で洗い流して
カットバンを大量につけて
ひとまず止血。
友人とも別れを告げた後、
家に帰って処置をしてみようと
カットバンをはがすとき、
一番の痛みを感じました。
あぁ、調子にのっていたなぁ。
江ノ島からスタートした僕のロードバイク人生。
渋谷や表参道に行ったり、
いろいろとエリアを広げるごとに
いつしか「安全」への意識が薄れていたことを
深く反省しました。
しかし、こけちゃいましたですんでよかったぁ。
プジョーも奇跡的に無傷でした。
けど、嫁ハンに買ってもらった
一張羅のお気に入りのパンツに穴が。。。
僕は危険な乗り物に乗っているんだということを再認識して、
明日からのロードバイク人生に活かしていきたいと思います。
(続きます)
12/08/21