おはようございます。
最近Pちゃんが「お父さんが踏み切りにはさまれて」って
よく言うんです。
そう、先日Pちゃんと近所をふらっとサイクリングに出かけたときのこと。
Pちゃんのスピードを考えるとロードバイクである必要性なんてないのですけど、
Pちゃんと一緒に乗ろうとはりきって出かけたんです。
一週間遅れの筋肉痛だったことも忘れて。
近所にある武蔵関公園までいったのですけど、
その公園に行くには急な下り坂を下って行きます。
いつもならママチャリでPちゃんの自転車を押しながら、
重いママチャリを片手で大変な思いをしていたんですが、
Peugeotがね、これが軽いんです。
片手で持ち上げられるほど。
なるほど、スピードにのるわけだ、と感心しながら公園に到着。
大きな池があるので、そこの周りをサイクリングと思ったら、
Pちゃんの幼稚園の友達、いや、Pちゃんのことを好きな女の子がたまたま居て、
自転車そっちのけで、その子とサッカーをすることに。
しょうがないと自転車をたてかけて、サッカーをしていると、
ボールが手の届かない屋根にあがってしまい、
Pちゃんや、友達が見上げているところ、
僕はPちゃんにいいところを見せてあげようと思って
ジャンプしたんです。
屋根の柱のようなところに両手でつかまったところで
「お~」っと子供たちの歓声が。
その後片手になって振り子の原理で
ちょっと先に見えるボールめがけてパンチしたんです。
「ぐき」って鈍い音と同時にボールは子供たちのもとへ。
筋肉痛だったことをさらに忘れさせるような腰の痛み。。
子供たちの喜ぶ顔がにじんでよく見えません。
半ベソ状態で「帰ろう」って半ば強引にPちゃんを連れて自転車を押して坂を登ります。
坂を登った先に小さな踏み切りがあって
僕が先に通過したところで遮断機が下がり始めました。
振り返るとPちゃんが自転車で横転。
慌ててPeugeotを投げ捨てるようにPちゃんのもとへ。
っと、思ったらPちゃんは自転車をその場にして逃げるように踏み切りの外へ。
異変に気づいた近所のおばちゃんたちが、
踏み切りにはさまれたお父さんを見つけて
Pちゃんが「お父さん早く!」って、
僕はPちゃんの自転車をかかえて踏み切りの外へ。
おばちゃんたちは僕のPeugeotをかかえて踏み切りの外へ。
間一髪大事故を免れてみんなで安堵の様子でいると
Pちゃん「お父さんあっぶね」って。
おばちゃんたちも苦笑い。
身体がズタボロの僕も苦笑い。
ほろ苦いご近所デビューとなったのでした。
(続きます)
12/01/20