~花と嫁ハン~

 

部屋の中で
季節とともに入れ替わる
お花たち。

嫁ハンが買ってきたり
摘んできたり、
それが僕とお花との出会いでした。

お花に目がいくようになったのは
嫁ハンのおかげ。

花に目がいくといっても
僕にとっては
花の種類もまだわからず
「これなんて花?」
といつも聞いているありさま。

   立てば、シャクヤク、
   座れば、ボタン(牡丹)、
   歩く姿はユリ(百合)の花

という言葉があるそうですが、
いつもボタンをかけ違えている僕。

「これは芍薬(シャクヤク)」
と嫁ハン。

大好きらしい。

花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「内気」
嫁ハンにぴったりじゃないか。

花びらの落ち方が印象的なお花。

僕のお花の捉え方は
嫁ハンを連想すること。

花は嫁ハンなのです。

13/07/01