先日新潟から遊びにきていた友人と
「いいものに触れる」ことについて
少しお話しました。
今話題のツタンカーメン展を
見るために上京した友人。
僕のまわりではけっこう
展示に訪れたという人が多いのですが、
別の歴史好きな友人も、大学の卒業旅行に
エジプトを訪れた話も聞いたことがあったので、
好きな人が見に行くんだろうなぁ
って、くらいにしか考えたことがありませんでした。
ですが、その友人は
楽しかったよ~っと、
買ってきたお土産をバックから取り出し
うれしそうに僕に見せてくれたんです。
あー、かわいい!
僕の中の歴史のイメージのツタンカーメンが崩れていき、
POPにお洒落にデザインとしてのツタンカーメンが
僕の前に姿を現したんです。
ポストカードや、クリアファイル、
ここでしか手に入らない、かわいい手ぬぐいまで。
どこか僕に似ているように見えてきて、
少し愛着もわいてきました。
聞けばアートに触れることが好きだという友人。
いろんな美術館や展示を見てまわっているらしい。
加えて、京都に行ったり、
海外旅行へ行ったり、
とにかく、いいものに触れることが楽しい。
この会話で盛り上がっている最中に
お店でいただいているベトナム料理も
すごく美味しい。
夢中になるためにいいものを探すのではなくて、
いいものに触れることに夢中になっている感じ。
あぁ、なんとなくわかる。
そしてその逆もわかる気がする。
いいものに触れ合うことで
いつか夢中に出会えることもある。
何かに夢中になれることって
幸せなことだと思うし、
なかなかなれるものでもないと思う。
けど、いいものに触れようとすることは
夢中への大きな一歩なのかもしれない。
おねだりして強引に
ツタンカーメンのペンをいただきました。
後ろの飴はカンロの飴。
有名らしい。
ほぇ~。
僕もいいものにいっぱい触れようっと。
(夢中を探す旅は続きます)
13/01/10