夢中になっている人は輝いて見える
なんてよく言われます。
これは僕の見解ですが、
ことの始まりはモノゴトなんですよね。
ヒトではないんです。
けれど、不思議なことに
その夢中になっている人を見て、
周りの人はその人に夢中になるんです。
もちろん、その始まりにあった
モノゴトにも興味は沸くのですが、
その夢中になっているヒトに依存してしまう。
夢中の周りにはそんな
縮図ができあがると僕は思っています。
僕はこれを音楽活動から学びました。
だから夢中になっている人が
突然いなくなってしまったら、
そんなことを想像するのが怖くなってしまうくらい、
ヒトに夢中になっている自分に気付くケースって
みなさんも経験あるのじゃないかと思うんです。
それを恋と言ったりもするのでしょうか。
けど、そのヒトがいなくなって
そこに残るのはモノゴトであるときに気付くとき、
今度はあなたが夢中になる番です。
そうやって夢中は
バトンで繋がれていくものだと
僕は思っています。
ヒナタノ食堂さんの家で
これが最後になるのかな?
そこで出会った友人と
ヒナタノ食堂さんがイタリアへ行ってしまった後のことを考えました。
ポカンと穴が開いたような未来を迎えるのでなく、
今度は僕たちが夢中をバトンする番だと
こっそりと想うのでした。
(夢中を探す旅は続きます)
13/02/22