他力本願

先日、いろんな営業を受けている
親会社の人とお話をしていたら
僕はまだまだ主観で喋りすぎ、
世の中を知らなすぎだと痛感しました。

世の中は主観的になれだの
好きなことをしろだの
多様性だとかいう人ほど
自分の主張を強く通したがったり、
みんなどんだけ自己中心的なんだよ
とツッコミたくなることが多いです。

ちょっと前の僕も意図せずとも
そういった類の人間でしたし、
今でも根っこはそうですし、
人間は放っておけばみんな
自分のことを大切にしようと思うはずです。

だからこそ、相手のことを
どれだけ思いやれるかとか、
自分を歯車の一部にしたりとか、
主観的になりすぎなものの見方は
社会的な活動の中で、
人生の中でとても大切なものだと
ここ数年は感じています。

そう思わさせてくれたのは、
嫁ハンや子供たち、身近な人たちと
向き合う中で感じたことと、
みうらじゅんさんや養老孟子さんから学ぶ
「自分なくし」や「虫の社会」の世界
=仏教に興味を持つことができました。

中でも「他力本願」という言葉が好きで
他力とは、他人の力ではなく、
仏の力、阿弥陀仏あみだぶつの
慈悲のはたらきをいうそうです。

なので、他人任せということではなく、
自分以外のものとの関係の中で
自分が生かされているということの
気づきがとても人生にとって大切だと
いうことに僕は気づきました。

「外的要因」などと安易に使う人をみると
ちょっとツッコミたくなりますが、
他社との関係性をうまく築ける人間になりたいし、
子供たちにもそうなってほしいです。

今日も来てくれてありがとうございます。周りのメンバーのおかげで最近はだいぶまともな生活ができるようになりました。睡眠って大切ですね。

22/04/13