~テレビ消灯時間~

 

結婚してから、家にいる時間が増えてから、
TVを見る時間が増えました。

僕はTVっ子世代だと思うんです。
いつからかTVの見すぎはよくないと、
我が家でも気づけば
なるべくTVを見ないようにしようと心がけています。

TVを見ながらご飯を食べるのって、
ご飯を食べる訓練をしている子供には
あまりいいとはおもえませんし。

じゃあ、人のブログやツイッターの見過ぎはどうなのか?
こちらも同じで、「過ぎ」はよくなく、
我が家の場合は、なるべく「圏外」を作るようにしています。

でもやっぱり僕は、情報をインプットするのが大好きなもので、
どっちも適度に見ています。

見ると出てくるのが、「批評」です。
便利で恐ろしい世の中で、
まったく責任感のないような
批評のようなつぶやきを簡単に発信することができます。

いつかTV番組ランみたいに、
いろんなブログを掻き集めて、
それに見出しをつけて、
それにエッジのきいた批評を
週刊文春にコラムでのせるような人たちが出てくるんじゃないかなぁ。
(もういるのか?)

「テレビ消灯時間」
ナンシー関

お恥ずかしながら私、この故人がどんな方かを存じませんでした。
最近はまっている消しゴムハンコの大先輩でございます。

この本にはテレビ番組の批評とともに
著名人の似顔絵ハンコが載っているのですが、
すごくよく彫られていて、
批評文を読んだ感じからも
よく見て研究して彫られたものなんだなぁって思いました。

改めて「よく見る」ことの大切さを教えてくれました。

今日の心躍るヒット賞は
「イイ話」とつく番組において各タレントの涙の沸点について述べているところで、
蛭子さんのわけのわからないいつもの半笑いのニヤニヤで
「イイ話ですね」って言っているだけなんだ。
でした。

そしてその蛭子さんの顔の消しゴムハンコの挿絵でした。

蛭子さんって僕のばあちゃんに似てるんだよなぁ。

今度ばあちゃんの似顔絵のハンコ作ってみようっと。

いや~本って、ホントっ出会いですね~。

(続きます)

12/03/27