〜もったいない話です〜

 

みなさん気がつけば年も明けまして、
実に久しぶりのほんとであいです。

本はお読みでしょうか。

僕はちょいちょい読んでいます。
かえパンというステキなイベントがあったりして、
本と出会う機会も増えました。
おもしろい本とも出会うことができました。

ですが、その本との出会いを
ストーリーにして書く事に
少しずつ距離を置いてしまうようになっていました。

悪い意味で
本に慣れてしまっていたのかもしれません。

一つの情報として処理してしまって、
その本から自分の生活に落とし込むような
強引な故事付けを考えることを
避けるようになっていました。

もったいない。

実にもったいない話です。

本を一冊読んで
おしまい
とは、もったいない。

子供の頃は感想文を
無理やり書かされたものです。

考え方の視点を変えるチャンスなのです。

このコーナーは大人になっても続く
読書感想文なのです。

そう考え方を改めて、
年末から何度も読んでいる本があります。

もったいない話です
赤瀬川原平

前記したように
どんな小さなことでも
考え方次第で大きなテーマになるというような
発想の転換の刺激になる一冊です。

心躍るヒット賞は
「鼻くそがもったいない」でした。

耳くそは他人にほじらせることはあっても、
鼻くそをほじるのは本人であるケースが殆ど
という、タブーのような
どうでもよいネタに触れていたことが
心に残りました。

続けて鼻くその寿命問題、
人間の寿命について、
「もったいない」という視点から書かれている内容が
寝正月をダラダラと過ごしている自分にムチを打つように思え、
どうでもよいと思えることを
こんなときだから考えよう
と気持ちを改めました。

さあ、今年も
いろんな本に出会い、
いろんな考え方を身につけていこう。

いやぁ、
いや~本って、ホントっ出会いですね~。

(続きます)

13/01/04