僕の周りには写真家の人や、
趣味で写真をという人が多いんです。
僕には甲乙つけることはできなくて、
みんなの写真が良く見えます。
どちらかというと撮るよりも撮られる側になりたいと思って、
写真を撮るということをしないで30年間生きてきました。
クラスでいた書記ができる人でないと
写真を撮るってことはできないのかなぁ
とまで、写真を撮ることを敬遠していました。
けど、嫁ハンと一緒になって、
子供が生まれて、家族ができて、
なんていいますか、
リアルになった気がしたんです。
ちゃんと向き合わなきゃって。
それを確かだなって思わせてくれた本に出会いました。
それは嫁ハンが大切にしていた本でした。
「もう、家に帰ろう」
藤代冥砂&田辺あゆみ
個人的に似ていると感じている荒木 経惟さんの「センチメンタルな旅・冬の旅」もよかったのですが、
この作品の方が、よりリアルに感じたんです。
写真のことはどれもよく見えて
ただ、一つのことを撮り続けてるっていうことが
素直にステキだなぁって思えたんです。
おはよう学級の写真日記はこれに影響されたものでした。
もう、家に帰ろう2が発売する頃に3.11の震災があって、
その動向が気になって、いつも二人のブログをチェックしてました。
「また?」
嫁ハンにひかれるくらい、僕はカメラ小僧になりました。
写真の腕前はなかなかあがりませんが、
レンズを通してものごとを見ることがちょっとずつ板についてきたかなぁ。
大切なものを一日一回さわるように、
家族のこと、撮り続けていきたいと思います。
みなさんも大切なものこと、長いこと続きますように。
いや~本って、ホントっ出会いですね~。
(続きます)
12/02/18