beleza

ちょっと余裕が出来てきた?
いや、時間をつくって
以前から学びたいと思っていた
ポルトガル語の勉強をはじめました。

まず、どうして突然?
っていうところですが、
休校が続く子供たちの気持ちが
切れそうになってきているようなので
学ぶことの楽しさを
近くで見せてあげたいなと思って
急遽はじめました。

言葉の学びっていいんですよね。
空耳(ソラミミ)的な楽しみ方もあるし、
イメージでしゃべる部分もあるから、
ちょっと演技入るし。

ポルトガルの語学系のSNSを探して
無料で楽しく勉強できる環境を探しつつ、
僕の大好きなボサノヴァの曲の意味を
ひとつずつインターネットで調べながら
歌詞を覚え、引き語りできるようになるのが
目的でもあります。
というか、当初の目的はそっちです。

音楽をやっていると
言葉の意味や単語がわからなくても、
ことばが音として耳にはいってくるんです。

僕がはじめてボサノヴァと出会ったのが
ボサノヴァの神と言われている
ジョアン・ジルベルトが歌う
「イパネマの娘」でした。

ブレスのような声というか、
もうおじいちゃん、何言ってるのか
聞こえないよ?っていう感じで
美しく陽気なギターの音色にのせて
なんだかメロディーが聞こえてくるんです。

かすかに聞こえるジョアンの声の中に
「beleza」という音が聞こえました。

調べてみると「美しさ」
だっていうじゃないですか。

以降、ポルトガル語の音楽がすごく
美しく聞こえるようになり、
一気にボサノヴァにはまりました。

ちょうど子供たちがカポエイラを
やってるころだったかな。

「イパネマの娘」の作曲者で
こちらも大好きな
アントニオ・カルロス・ジョビンとの
ライブ演奏。

美しい響きのポルトガル語で
ボサノヴァを
おじいちゃんになっても
ボソボソと、さらっと歌うこと、
僕の目標です。

子供たちのお手本になれるように
ポルトガル語の勉強を頑張ろうと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。人間の美しい部分を見たいし描きたい。こんなときだから、なおさらそう思います。

20/04/28