~星と森と絵本の家 その四~

 

さて、いよいよ絵本の家の中へ入っていきます。

大正時代の官舎を保存活用した建物ということで
雰囲気がすごくよいです。

田舎の人間だからでしょうか、
こどもたちがこういった古い家屋に溶け込む姿をみると
心が落ち着きます。
なんていったって、昔の家のつくりは広いですからね。
子供たちは思わず走り出しそうなくらい気分が高ぶっていたようでした。

そしてその中に現れた本棚、
いい感じに並べられた絵本。

子供たちの急ぐその足がとまります。
図書館でよく見かける絵本から、
なかなかお目にかかることのできない絵本まで
子供だけでなく、大人も楽しめる本がたくさん並んでいました。

星座について少し詳しくなれたかな。

毎朝、占いを見るようになったもんね。

P君が小学校に楽しそうに行くんだけど、
そういえば、小学校の頃の勉強って楽しかったよなぁ。

望遠鏡をのぞいて星のことを知ったり、
顕微鏡をのぞいて生物のことをしったり、
言葉を覚えたり、数字を覚えたり、
国や地名、歴史を覚えたり。

この絵本の家には
その辺の学びの楽しさを思い出させてくれる
いろんな仕掛けが用意されていたんです。

いつから学びが、ただの呪文を暗記するようなものになってしまったのか。
学びってもっと楽しかったはず。
大人になってから、結婚して子供が生まれてから、
再び学びの楽しさを思い出した僕にとって
星と森と絵本の家はとっても好きな空間でした。

時間がなかったので少ししかいれなかったけれど、
今度はゆっくりと訪れよう。

そして子供たちと一緒に学びを楽しみたいと思います。

星と森と絵本の家
学びって楽しいよねって教えてくれる素敵な場所でした。

14/06/05