僕は昔から
平日の昼間にお休みをとることに憧れていました。
以前はサボるという形だったので
後ろめたい気持ちもありましたが、
今回はちゃんとリフレッシュ休暇をとって、
この目でちゃんと確かめたかったんです。
平日の昼間に何が行われているのか。
平日働いているサラリーマンの方とか
学生さん、殆どの人って
これを知らないんじゃないかって、
漠然と思っていたんです。
もちろん、今回一回見ただけで
すべてがわかったなんて思わないし
そんな必要はないとは思いますが、
この謎秘めた「平日の昼間」に
けっこう大切なことがあるんじゃないかと、
抽象的すぎですが、僕はそう思っているんです。
そして殆どの場合、
「サボる」ことでしかとそれを感じることができないのも
困ったものだと。
実際、サボらない世界では、
おカネを稼ぐということが行われているのですけど、
今回見た平日の昼間には
生々しい生態系のようなものを
垣間見れたような気がしました。
街の中心部に人が集まって
住宅地からは人気が消えていく。
共働きでジジババたちに預けられた
夏休み中の子供たちはどこへ?
とか、
畑仕事と家事をするババの一日
とかね。
いろんな気付きや発見が
あるわけなのです。
当たり前のように毎日乗っている
電車の電気はどこから来ている
とか、
美味しい、美味しい、言って食べている
コンビニのパンがどうやって作られている
とか。
平日の昼間にはきっと
解決しなくてはいけない問題の種が
潜んでいるんだと思うのです。
立ち止まろう、とまでは言いませんが、
サボることでしかそれを体感することが難しいようであれば、
たまにはサボってみるのもいいんじゃない
とオススメします。
平日の昼間を体感するために。
そしてそのうえで考えてみても
いいのかもしれません。
「何を大切にしますか?」って。
そしたら、小さな変化は生まれるかもしれません。
(続きます)
13/07/30