~違いを楽しむ~

 

秋の山形名物といえば「いも煮」。

10月は「いも煮会」が各地で行われます。
イベントではいも煮が振る舞われます。

このいも煮は県内でも味が違います。
山形市などの内陸地方は
「しょうゆ味の牛肉」ベース。

僕が住んでいる日本海側の鶴岡市など庄内地方は
「みそ味の豚肉」ベースです。

この味付けにはどちらも
かなりプライドを持っているようです。
特に内陸の方からは、けっこうバカにされるようです。
「みそ味の豚肉なんざ、ただの豚汁だ」と。

そう言われればそうだけど。
まぁいいじゃないか。
といつも思っています。

今回は「庄内地方のいも煮」です。

材料(5~6人分くらい)
里芋:5~6個
ニンジン:1本
大根:1/4本
ゴボウ(笹がき):1本
糸こんにゃく:1袋
厚揚げ:1枚
豚肉(小間切れ肉):200gくらい
椎茸:2個(写真にはないですが)
ネギ(斜め切りと輪切りで):1本
●水:15カップ
●酒:大さじ3
●砂糖:大さじ2
●本だし:大さじ2
味噌:大さじ4
ごま油:少々

1:各材料の皮を剥き、具材を食べやすい大きさに切る。
  ※こんにゃくは、熱湯でゆがく。
2:大きい鍋に●と里芋・ニンジン・
  大根・ゴボウ・こんにゃくを入れ、15分程煮る。
3:2に厚揚げ・豚肉・椎茸・ネギを入れて、5~6分ほど煮る。
4:3に味噌を加えて、さらに5分程煮る。
5:最後にごま油を少し入れて完成です。

結果的に豚汁を食べている感じです(苦笑)

豚汁に里芋を入れてください!
それが庄内地方のいも煮です!

こちらではいも煮用に加工されている
里芋やゴボウなどがあります。
スーパーではいも煮会用の鍋や
材料すべて準備してくれるサービスがあり、
材料だけ用意してもらい自分たちで作るパターンと、
出来上がっている状態で持ってきてもらうパターンがあります。

秋にこちらに来る機会があったらぜひ食べてみてください。
美味しいし、楽しいですよ~。

どうでもいいことですが、
僕は牛肉が嫌いなので、
内陸地方のいも煮は食べない予定です(笑)

それでは、キンでした。

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キンちゃん
from 鶴岡
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12/11/06