昔から三月は好きでした。
三月生まれの友人も多かったし、
寒い冬が終わり、雪が解けて、春がくる。
そんな雪国での田舎くらしがあったからでしょうか。
結婚してから、嫁ハンとPちゃんの誕生日も加わり、
さらに今年からタマちゃんの桃の節句もあります。
東京では早ければ三月末からお花見もできます。
沖縄では海にも入りました。
そんないい思い出、いいことがいっぱい待ちかまえている三月。
去年おきた大震災以降、三月はまた特別なものとなりました。
最近では大型の地震が起こるなんて騒がれています。
いろんなデータをもとに大震災の起こる確率なんかをよく目にします。
去年の三月以降の余震の多さに、
何も改めてと思うほど僕たちはある程度の覚悟ができている?
いろんなメディアで「警告」を促されている通り、
いざという時の備えはたしかに大切だと思います。
個人的な話になりますが、
おととしから東京で車に乗るようになり、
最近では自転車に乗るようになって、
いつやってくるかもしれない「危険」というものを
身近に感じるようになりました。
どこかで事故を起こさないように意識すること、
備えは大切なことだと身にしみています。
けど、僕たちは「不安」とともに生きるんじゃないんです。
あの大震災以来その気持ちはより強くなりました。
宝くじを当てるんだ。
やりたいことを叶えるんだ。
仕事をつくるんだ。
そっちの確率の話をしよう。
「希望」とともに生きよう。
あの日からもうすぐ一年経つ今。
改めて心に誓うのでした。
(続きます)
12/02/22