この世で生きていくうえで大切なことは
「人といかに違うか」ではなくて、
人と同じところを探すことです。
養老孟司さんの言葉です。
巷で話題の人気ドラマ
「逃げるは恥だが役に立つ」が昨日最終回で
これまた大反響を呼んだらしいけれど、
僕は二回くらいしか見てないのですが、
養老孟司さんの思想の実践だな
という印象をうけました。
夫婦は制度で個人の感情に支配される
恋愛とは大きく違う、みたいな
印象をうけたのですが、
養老孟司さんの本を読んでいるような
気持ちになりました。
今年は、こんなドラマがヒットする一方で
不倫騒動や離婚ネタが多い印象もありました。
おそらくみなさん、
「自分の壁」をつくってしまい、
そういった結果になってしまうんだろうなと
養老孟司さん的な思考で感じてしまいます。
とかいう、僕自身は
惚れやすい性格で恋を多くしますし、
自分の壁をつくり、他人と違うことを
見つけては深堀りしようという考えを持つ
なんちゃってアーティストです。
でも、その態度で社会に出ると
とても窮屈に感じるんです。
社会って大きな言葉に聞こえますが、
夫婦の関係でも同じです。
まるで上京したての
若造な気分です。
この田舎者感情は大切にしたい。
自分よりも他人を知った方がいいのです。
僕なんかのことを好きでいてくれて
ありがとう、というスタンスの方が
いいんです。
僕がなんちゃってアーティストのとき、
よく注意してくれる愛情のある人たちが
まわりにいてくれました。
今は、それがどういうことなのか
よくわかります。
結婚して10年たつ嫁ハンとの関係でも
同じところが見つかったとき、
今でもうれしいです。
今日も来てくれてありがとうございます。おはよう学級でやっていた「嫁ハンに連れられて」は好きな連載でした。そういえば、銀座のお店にいきたいとか、言っていたような。。
16/12/21