おばあちゃんへ

おばあちゃん

年に一度か二度しか実家に帰らないので、

実家に帰れば、まだおばあちゃんがいるのだと
もしくは、野田のおじさんの家に行っているのだと

そんなふうに思うことがあります。

僕はいろんなことに不慣れなので
おばあちゃんがいないことに対しても
当然不慣れなのだと
そう思い込んでいました。

けれど、それがウソだとわかりました。

僕はおばあちゃんがいることに
慣れてしまっていたのでした。

不慣れだから気づく視点も大切だけど、
慣れているからこそ気づきたい視点を
僕はきちんと、身につけたいと思っています。

挨拶をちゃんとしたり、
お礼をちゃんと言ったり。
おめでとうをちゃんと言ったり。

そういう、基本的なところから。

今日はおばあちゃんの誕生日。

家族の誕生日は絶対に忘れません。
けど、お墓参りにいけなくてごめんなさい。

今度帰ったときに挨拶にいきます。

圭より

今日も来てくれてありがとうございます。想いと行動が釣り合わないのは、僕が不器用だからです。けど、不器用ながらも想いを届けたい。僕のお仕事のデザインも音楽も、まさにそれです。

16/08/15