綱渡りプレイ

人生がこんなにも予定通りにいかないなんて、思ってもいませんでした。
なんてことを、ママたちの前では口がさけても言えないわ!

眠い目をこすりながら朝起きて、お弁当つくって、朝ごはんの用意して、子供を見送って、お仕事に行って、子供を迎えに行って、夕飯つくって、子供たちをお風呂に入れて、夕ご飯食べて、宿題のチェックして、明日の準備して洗濯機まわして干して、歯磨きして、子供を寝かしつけるつもりが自分も寝て。ママ雑誌に載っているリア充ママなんかよりもかなり詰め込まれたスケジュールを、綱渡りのように毎日をプレイしているママたち。これを歌に例えると、譜面は渡されるけど、かなりアレンジ聞かせて曲を奏でている感じ。尊敬すべき不協和音。たまにやってくる予定調和がどれだけ気持ちのよいことか。

職場でも30代後半にもなれば、やりたいこととやれることの狭間に立つことはしょっちゅうで、なかなか思ったとおりにはならないのだと痛感します。それでも、月日は流れていく。締め切りは近づいてくる。それを楽しむなんてことはハードル高くてできませんが、フリならできる。綱渡りプレイを演じることはできる。けど、近くにいてくれる家族や友人には、ついつい素を出したくなっちゃうものなのね。

今日も来てくれてありがとうございます。嫁ハンと子供たちが作ってくれたピザを、深夜にひとりで噛みしめながら、明日もプレイ頑張ろう!と思うのでした。

16/05/25