ファンレター

「ないものつくる」という、みうらじゅんさんの精神に沿って考えると、「わざわざ相手に自分の想いを伝える」というのは、とても不自然な行動に思えてきます。「言わない方がいい」という美徳が日本にはとくにあるからでしょうか。けれど、この想いをどうしたらよいかわからない!なんてときに、僕はついつい、想いを伝えてしまいます。まあ下手くそですけれど。
嫁ハンと結婚してから、「手紙を書く」という行為を覚えました。嫁ハンはけっこう、口にしづらいことを文字にするタイプなので、嫁ハンの文字を何度も受け取りました。嫁ハンの言葉は好きです。上手だと思う。そこで影響を受けた僕は、憧れの人ができると、ファンレターを送るようになりました。メールが殆どですが。送るたびに自分の下手くそさを痛感するけれど、いつもドキドキしながら手紙を送ります。一方向的な拙い文章のファンレターなので、返事が返ってくることはほとんどないですけれど。
逆にファンレターみたいなものをいただいたことは、実は何度かあります。頂いた側としては、とてもうれしいものです。中身は叱咤激励の内容のものがあったりもしました。ここで毎日書いていることに対しても、リアクションをいただくことがあります。そのメールが来るたびにうれしい気持ちになります。想いを伝えあうこと。メールよりも手紙を、という人もいるけれど、僕はメールもすごく好き。インターネットは、想いを伝えあう場所でもあると思っています。ためしに一度、ファンレターを送ってみたら、ドキドキモーニング、エブリデイですよ。ぜひ!
今日も来てくれてありがとうございます。想いを伝えるプレイ。まずは、恋をするところから。

16/04/28