ポジティブな思考になるために、毎日の中にいいことを探そうとしても、最初はなかなかうまくいきません。大人って普通にしていたらネガティブなのでしょうね。悲しいかな、ポジティブになることは不自然な行為なのかもしれません。子供を授かってからは、子供のポジティブな一面に触れて、頑張らねばと励まされていますけど、ひとり暮らしの頃はどうだったかな、と振り返ります。そう、結婚前によく見ていたのは、「痛いニュース」というインターネットサイトでした。これはその名の通り、お痛なニュースのスレッドがたくさん集まっているサイトです。ネガティブだと思っていた自分よりも、もっとネガティブなものに触れることで、「自分はまだマシだ、、」と思うことで、結果ポジティブになるという技を、このときに習得しました。映画好きな弟にも、兄の僕は暗い映画が好きだと言われていたけど、それもまたネガティブな映画を観ることで、それらを情報として処理することができたんだなぁと、振り返ります。運よく道を踏み外さずに、ポジティブな思考になれるのは、あの頃に臭いものに蓋をせずに、「痛いニュース」をのぞく習慣があったからだと思うのです。だから、たまに「ポジティブが嫌い」とか言う人に会うのだけれど、そういう人は痛い情報をインプットできていなくて、自分の「痛い度」を把握できていないのだと思います。たまには痛いニュースをのぞいてみましょう。子供たちが大きくなったときには、実践してほしいなと思います。
今日も来てくれてありがとうございます。っていうか、周りを見回せば痛いニュースだらけなような気がしますよね。。痛みに強い人は、弱さを知っている人であってほしいなと思います。
16/02/11