僕の弟は、中学生のときにバスケ部のエースでイケメンだったので、それはまさに漫画「スラムダンク」の「流川君」のような存在でした。兄として?僕はそれを受け入れて、高校へ進学すると、なぜか自分のことを主人公の「桜木花道」に重ねあわせ、裏バスケ部としてバスケットボールに没頭していました。それは、学校の球技大会で僕のクラスが優勝してしまうほどの熱の入れようだったのです。バスケが上手な弟はバスケ部を辞めて受験勉強に専念していたのですが、その弟にしてみれば、「なぜお前がそこにいるんだぁ!?」だったのでしょうね。この「なぜお前がそこにいるんだぁ!?」は漫画スラムダンクの中で、バスケ初心者の主人公桜木の不可解な行動に惑わされた相手監督が、何度も口にした名台詞です。僕はこの言葉が好きで好きで。「不安要素」が勝利を導く姿を、思春期に見せられちゃったものだから、今、ほぼ日でやっている、糸井さんとみうらじゅんさんの対談はもう、ドキドキしちゃって。。
今日も来てくれてありがとうございます。子供が思春期を迎えたら、スラムダンクを絶対に読ませようと思います。
16/02/02