僕が働いているECと呼ばれる業界には、楽天市場という大きな売り場が鎮座しています。その楽天さんが年に一度、決起会みたいのをやっているのですが、なんとそこに「ほぼ日」が呼ばれたんですね。そもそも、僕が今の職種を選んだ理由は、ほぼ日みたいな仕事をしたいから、だったのですが、そう思ったのが5年前の話です。だから、もっと以前から、ほぼ日にECの未来を感じていた企業もいたと思います。「北欧暮らしの道具店」なんて代表的でしょうか。今更感はあるにせよ、多くのお店や企業が今回の決起会で、ほぼ日を知り、注目したわけです。それをうけてか、先日のほぼ日のダーリンのコラムで「ほぼ日ってどんな会社」かを表現するためのキャッチを、コピーライターの巨匠、糸井重里さんがつけたんです。「夢に手足を」ですって。動機を大切にするほぼ日をひと言で表現した、ステキなキャッチだなぁと思いました。けど、これ、楽天に出店されているお店や企業さんにとっては、とてもふわっとしていて、掴みにくい印象があると。しっぽを振って舌を出して待っているわんこちゃんたちは、これでは動けないんですね。けど、動機が大切なわけですから、「お金儲けがしたい」でもOKなわけです。楽天にはそういう人がたくさんいます。だから、僕はそういう、すぐに横展開することを考えてしまう人たちに、矢沢永吉さんの成りあがりを読みなさい、と言いたいです。糸井さんが手掛けたこの本に、大切なことが書かれていますにゃん。改めて読むと、吾輩は猫であると思うですにゃん。
今日も来てくれてありがとうございます。猫が好きになってきました。。
16/02/01