「3.11以降の日本において、民藝というのはひとつの灯台になるんじゃないかと思っています。」
スターバックスよりも高い値段のコーヒーを田舎町で提供しているお店に、嫁ハンに連れて行ってもらいました。お店の中のつくり、店員さんの接客がすごく心地よくて、少し混んでいた時間だったけど、待つのが苦じゃなかったです。店内にはすごく魅力的な本がたくさん並んでいて、それを自由に手にしてよいとのことだったので、冒頭の中沢新一さんのキャッチにズキュンときた僕は、一冊の本を夢中になって読んでいました。そしたらもう、このお店が民藝じゃないか!と思うほど、いろいろハッとさせられたんです。名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具「民藝」、柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司さんたちによって提唱された「生活文化運動」。とてもワクワクしながら、そのコーヒー屋さんでお土産を買いました。今度、じっくりと関連の本を読んでみようっと。
今日も来てくれてありがとうございます。勇気が沸いた僕は、東京に戻ってさっそくものづくりに取り組むことができました。今日もやるぞー。
16/01/04