銀座通りとディズニーランド

ほぼ日の経営理念に「銀座通りをつくること」というのがあります。銀座通りをつくることができれば、その通りに何を置いたって売れる。老若男女、人が集まる場所をつくることが、大切なお仕事ということになります。けど、最近の若い人は銀座に行くことがあまりないし、銀座通りと言われてもピンと来ない。そこで、僕は「ディズニーランド化」と言っています。ディズニーランドをつくることができれば、キャラクターをつくったり、CD、DVD、いろんなコンテンツをつくることができる。僕が務めている職場は以前、オークションという事業で一躍有名になりました。過去の遺産をたまに見させてもらうと、銀座通りっぽいものをつくることができたんだと感じることができます。その銀座通りが震災以降、急に崩れ落ちてしまった。そこで新たに、ディズニーランドをつくる方向へ向かったんですけど、僕は、ディズニーランドも銀座通りも、ゼロトゥワンの視点から見れば、同じことだと思っています。銀座通りをつくるときに感じたワクワク感は、時代が変わっても、同じはずだと。
そのかつて銀座通りっぽいものをつくったメンバーが会社を去ることになりました。昨日は最終日。中年親父つながりで、とても感性も近かっただけにとてもさみしいですが、彼らのマインドをしっかりと引き継ぎ、ディズニーランドをつくっていきたいなと、思いました。
今日も来てくれてありがとうございます。生まれ変わるっていうのは、大切なこと。ディズニーランド自体も。そこに出入りする人も。まわる~まわる~ぅ、時代はまわる~♪

15/12/23