「面倒みれないなら飼うのをやめなさい」嫁ハンからお叱りの言葉が。悔し涙なのか大粒の涙をこぼすP君。同時に僕の心にもグサリ。なんだかんだで毎年夏の間だけ飼っているカブトムシだけど、P君は未だに触るのが苦手です。それが原因のすべてではないと思うけれど、餌やりや世話を忘れてしまうことが多かったんです。結果、カブトムシが一匹死んでしまっていたから、「生きているものを飼う」ことについての嫁ハンからの説教に至ったわけです。
近くの公園にP君と二人で埋葬&逃がしてあげにいったのですが、その途中「お父さんも自分以外の世話をするのが苦手でね」とP君に話しました。そう、自分のこと以外は、残念ながら忘れてしまう、大切にすることが難しい、僕はそういう人間なのです。だから嫁ハンがすごいと思った。植物を育てたり、相手のことを想うことができるから。そんな話をしました。そうしたら、「もう飼わなくていい」とP君。残念だけどね。。僕も向いていないから避けてきたわけです自然に。自分以外のことを。
でも、それってもったいないなぁとも思ったんです。ちょうど、そこへ野良猫が近づいてきて、嫁ハンの実家の猫のことを思い出しました。義姉がむかし拾ってきた野良猫のこと、拾ってきたけれど育てたのはジジとババだったこと、でも今は母親になって3人も子供を育てていること。育てる心も成長するんだ、って思えたんです。僕だって、正直、2人の子供と嫁ハンを育てるに値した人間ではありません。じゃあ、だからといって、そんなやつは子供を育てるなという話でもない。
嫁ハンの説教を聞いて、自分なりに解釈して、いつか育てることの大切さを感じてほしいなぁ。僕も、このブログだけは、毎日面倒を見ることができている。父親としての役割もなんとかやろうとしている。できてるかな?ダメな部分は改めるようにしたいけれど、手に負えないときはいったん、手を放してみよう。だけど、成長しよう。いつかきっと。
今日も来てくれてありがとうございます。ジジやババのように、こども以外もきちんと育てることのできる人間にならなきゃなぁ。カブトムシさん、ごめんなさい。
15/09/28
