~てくてく青山散歩 その2~

 

お目当てだったのは、
前日にオープンしたばかりの
ほぼ日のお店「TOBICHI」。

同じ業界の一員として、
ほぼ日好きとして、
いつかこのスペースで何かやりたいなと思う一人として、
訪れたいと思いレコードバック片手にやってきた。

ついに到着!

中に入ると、いつもインターネット上でみる
乗組員の人たちが。。

すっと背筋が伸びて、思わず
「お邪魔します」
って言っちゃった。

そしたらスタッフさんがレコードバックを預かってくれて
「どうぞごゆっくり」と。

僕はうれしさでニヤついてしまい、
終始半笑い。。

入ってすぐ目に飛び込んできたのが
「あそび部屋」と書かれた文字。

展示は福森雅武さんの陶器だったのですが、
何が「あそび」なのかわかるほど僕には
陶器の理解がなかったので残念。

だけど、「この器に野菜をもったらどうだろうなぁ」とか
そんなことを考えながらゆっくりと見ることができた。

見るだけでなくて、TOBICHIでは
気に入った器があればその場で買える。

スタッフさんとお客さんの話によると
伊藤まさこさんが前日のオープン日にいらして
購入していったらしい。

しっかし、ここは
なんて静かなんだろう。

僕はどうしてほぼ日がこの青山の地に
TOBICHIをつくったのかを考えていたのだけど、
今日訪れてみて少しわかった気がした。

なんかゆるい。
思ってたんと違う「ゆるさ」があった。

そういえば冷房もキンキンではなかった。

最後に出ようとしたら、
自動ドアがうまく開かないトラブルもあり、
スタッフさんと触れ合う機会も。

にんまりとしたまま
お店を出ると、
いい風が吹いていた。

あらま、
この先には青山墓地が見えるじゃないの!

「あそび部屋」とされた空間は僕にとって、
お店の中だけでなくて、青山というロケーションもふくめたものだった。

(あそびは続きます)

14/08/07