ある日、家に帰ると
玄関で懐かしい匂いがしました。
とっても大切な匂いな気がしました。
未だに花の名前を知らない僕は
皿を洗いながら玄関に飾られた花をみていると
それは百合の花であることがわかりました。
そう、おばあちゃんのお葬式のときに
感じた匂いと一緒でした。
「百合の花はお葬式を連想するから嫌というクリスチャンがいる」
という話を昔、外国人の友人に聞いたことを思い出しました。
けど、僕はこの百合の花の匂いは嫌いではありません。
好きという匂いでもないですが、
前記もしましたが、大切な匂い、
忘れることのできない匂いだと思っています。
匂いで覚えたお花は初めてかな。
昨日、1本の花びらが全部散っちゃったんだけど、
おばあちゃんが玄関で見守っていてくれている気がした。
もうすぐお盆ですね。
お盆はおばあちゃんの誕生日です。
(続きます)
14/07/21